今日は、自分が今までいたブラック企業のエピソードとともに『見分け方』についてもお伝えしていきます。

個人的にはブラック企業のジャッジポイントとして『お金』『時間』『カルチャー』が分岐点かなと思っています。今日はその中でも『お金』にまつわるエピソードについて記事にしました。
◆金銭感覚がおかしい
社内で貧富の差が激しかったり、売上や異動によって収入の変動が大きいのはブラック企業の特徴だと思っています。前職は社長の浪費癖が(会員制の六本木のキャバクラに連日通ったり…芸能人もたくさんいたようです)すごかったです。
前職のブラック企業は、マネージャーに上がったからといってお給料がさして上がるわけでもなく、やはりチームの達成がないと全然安いお給料だった。だけど部下とご飯行ったら上司が奢るもの、ていう吉本みたいな文化があったからみんなカツカツ。
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2017年11月18日
毎月1000万円を超過するほど社長が交際費使えるんだったら、会社も羽振りが良いんじゃない?て思うかもだけど、そんなことは全然なくて一般社員は最低賃金ピッタリの金額で雇用されてた。社員規定が変わるときは都内の最低賃金が変わるとき。最低賃金はブラックで働く正社員も守ってる。ありがとう。
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2017年11月16日
前職のブラック企業では20代でもマネージャーになれる実力主義。代表が見込みのある従業員にかけるモチベーションは「オンナ」と「カネ」で、六本木の会員制キャバクラに頻繁に連れて行く。その結果、未だにオンナはカネでなんとかなる、ていうバブル全盛期みたいな考えの新卒がわんさか量産されてる。
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年4月24日
ーー<見分けるポイント>ーー
✔ 毎月給与査定あり(求人票に記載)
✔ 会社のエントランスが豪奢(業務スペースは質素)
✔ 社長のフェイスブックの友達がキャバ嬢ばかり(SNSをチェック)
前職のブラック企業のことをなんやかんやとツイートしていますが、なんせ6年もいたので楽しかったことも多かったです。なにより稼げた…20代で平均月給45万円は同世代よりももらってたなと。営業が向いてる人は基本給の倍以上のインセンティブが入るので良い暮らしができました。
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2017年11月16日
(稼げる人は稼げるので、成り上がりたい人にはオススメ)
◆体調よりも売上重視
なによりびっくりしたのは、インフルエンザに罹患したマネージャーが月末の追い込みだからと出勤して会議室に籠って営業(頑張ってて偉いねと褒められてました)してたこと。ビルの空調で全フロアにインフルエンザの菌がまき散らされて会社で一番のパンデミックを起こしてました。
風邪の症状が重ための人への気遣い方。前職のブラック企業では「辛そうだね、大丈夫?ニンニク注射打ってきていいよ??(=病院行ってまた会社に戻っておいで)」が最大級の思いやり。欠勤早退しないで仕事を続ける方法を教えてくれて、さらに仕事を一時中断することを許してくれる心の広さを醸し出す
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2017年12月26日
前職のブラック企業は、とにかく「体調が悪かったらニンニク注射さえ打てば健康のときと同じパフォーマンスができる」と信じてた。病院に行って打って帰ってきての所要時間を想定されて○時までに戻ってきてね、て見送られる。なんなの一昔前のヒロ○ンと同義なの? #ブラック企業 #風邪対策
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2017年12月26日
↓ 対抗策は自主休日を作ること
前職のブラック企業では、営業成績の良い後輩ちゃんが定期的に病院通い。心配で病状聞いたら「おでこにニキビできちゃって皮膚科に行ってました♡上司には内緒ですよー🤫」て言うし、その上司は「今週、空アポ(嘘のアポ)入れるの忘れてた〜しくった〜😱」て言うし、成績良い人ほど息抜きしてた。
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年7月28日
ーー<見分けるポイント>ーー
✔ クチコミサイトの確認
◆給与が会社に搾取される
ブラック企業の強制力はすごいです。売上を内部から生み出そうとします。営業の奥の手である「社内販売」をすぐ使いたがるんですね。ホワイト企業の場合には原則「社内販売を禁止」したり「事業部の成績にしない」とルール付けているところが多いです。
前職のブラック企業は、社長が取引先の懐に潜り込むために使う必殺技がある。従業員全員が強制集合かけられ、強制契約を執行。取引先のクレジットカード開設、証券口座の開設、保険の加入…我が社の社員100名以上が一気に新規顧客となる。拒否権は一切なし。あれは異様な光景だった…。#ブラック企業
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年2月1日
↓ その場合には、こんな手を打てます
前職は金融商品を扱っていたんだけど、ノルマが未達成になりそうだと限度額ギリギリまで自社販売を強要される。でも安心して。「銀行印じゃないハンコ」で口座印を押しちゃえば書類不備で契約不成立だから。あたしその手で社販一つも入らずに済んだから。#ブラック企業 #ノルマ
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年2月1日
ーー<見分けるポイント>ーー
✔ クチコミサイトの確認
社内販売が横行しているとそれだけで従業員の給与はカツカツです。けっこう根に持っている人が多いので比較的高い割合でクチコミに書かれています。内定承諾前に要チェックです。
◆番外編
ブラック企業の社内規定の変更頻度は、とてつもなく多いです。どんどん悪い方向に改定していきます。
自分がいた会社だと①家賃補助3割が0割に変更 ②転勤NGの人は給与が減る ③商品によって売上係数がかかる(100万円→成績上は80万円みたいな) ④一部の部署だけ土日出勤/平日休みが導入 が1年以内のうちにありました。
国内、海外に出店していたので決して会社の業績が悪いわけではなく、生活水準を一度は上げてから稼げなくし、生活水準を保つために「インセンを欲しがる思考」にコントロールしようとしているのかなと思いました。ドラッグと一緒、マインドコントロールと一緒ですね。…怖い。
全国社員/地域限定社員にはこういう手段で対抗↓してました。
新卒の方でお悩みの人がいたら転勤NGの全国社員で申請しても良いと思います(※ちゃんとその時に転勤を断れる勇気があるなら)賢さと狡さも時には必要↓です。
前職、現職ともに転勤ありの会社で働いてます。前職はそこそこブラックだったので、途中から転勤NGだと給料減らす制度が導入されました。減らされるのはヤダし、打診があったら断っちゃえばいいや、て思って転勤OKで書類提出してました(えへへ) #peing #質問箱 https://t.co/d29QwROLHM
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年7月20日
明日もブラック企業の見分け方についての記事を書きます!
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転職サイトでの見分け方はこちらをどうぞ↓
★ブラック企業対策をしている人材紹介会社★ 『ウズキャリ第二新卒 』
転職まりーはUZUZを利用していないですが、後輩ちゃんが利用してとても良かったとレポートしてくれたのでご紹介。ウズキャリでは独自の審査基準を設けていて「残業が多い企業」「離職率が高い企業」等は、紹介先NGとして求職者の皆さまにはご紹介をしないという対策をとっているとのことでした。
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