さて、前回の記事では「資格は転職にちょっとだけ有利」と伝えましたが、具体的にどんな人がどんな資格を持つと有利に働くのか。今日はその辺りを解き明かしていきたいと思います。
◆就活に有利??
企業の多くは①学歴/学部/資格、②ビジネス経験、③人柄/思考性/意欲/社風マッチング等を総合的に判断して採否を決めています。自分の就きたい業界や職種、キャリアプランを考慮したうえで資格を取得するなら一定の効果はあると思います。個人的にオススメなのは就活のための資格よりも趣味のための資格かな。理由は以下ツイートをどうぞ。
年齢や職種によって多少上下しますが第二新卒までならTOEIC600~700点以上、簿記なら3級or2級だと書類選考は通りやすくなります。但し資格保有が採用の決め手になることは意外と少なく、面接での「人柄」「意欲」「志望動機」を重視する会社が多いです🐭 #peing #質問箱 https://t.co/ZG1YMUDNdM
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月5日
受付や広報なら秘書検はある程度目を惹くと思います。就活で有利といっても「就活のための資格」ではアピールにならないので、ご自身が楽しいと思える分野ならニッチな資格も含めて何でもOKです。資格の種類よりも資格取得までのエピソードが大事かなと🐆 #peing #質問箱 https://t.co/RWaBoUNaYH
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月18日
特に目指す職があるわけではなく、就活・転職のために資格を取るのは個人的にはあまりオススメしない。それよりソムリエや銭湯検定など自分の趣味の延長で資格をとってる方が人間としての魅力を感じる。好きなことを語る姿はとても活き活きして見えて結果として採用されるパターンが多いよ🐷
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月19日
◆就きたい職種×資格
例えば出身学部とは違う分野に転職したいときや、競争率が高い人気職種に就きたいときには資格をとると同じ条件の他応募者に一歩差をつけることができます。例えば文系出身でエンジニアを目指したい場合ならITパスポート、不動産業界なら宅建、経理なら簿記、一般事務ならMOSといった具合です。ただし多少選考で有利になるくらいで、採用の決め手になることはあまりないです。やはり実務経験がない場合には人柄やポテンシャルを重視されることが多いです。
MOS良いと思います。事務は人気職種なので未経験であれば「親和性の高いスキル」「コミュニケーションスキル」「実務経験はなくてもPCスキルがある(=資格)」のいずれかがあると選考は通過しやすくなります🍥 #peing #質問箱 https://t.co/ie4nJNImsv
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月15日
簿記の知識があると経理の書類選考は通りやすくなります。資格で知識をアピールし、面接でコミュニケーションスキルをアピールしたら内定をとる日も近いと思います。応援しています🥞🍦🍩✨ #peing #質問箱 https://t.co/lwUYJRzfZX
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月6日
MOSはPCスキルを分かりやすく表せるのであって損はないかなと。一般事務に簿記の知識はそんなに必要ではないですが将来的なキャリアパスを考えたら資格があると選択肢が広がると思いますよ。転職のためより転職したあとに役立つイメージですね🐘 #トリックオア答えて https://t.co/rf1u6lyUKe
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年10月26日
ちなみに転職まりーは現職で必要になって簿記の資格を取りました。
簿記の資格をとるときは、パブロフシリーズ(https://t.co/IsfrQ8YT4y)を愛用してました🐩✨
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年7月2日
アプリもあるし、ブログ(https://t.co/kumK2WyYUM)に解説動画もUPされているので、塾に通ってる雰囲気を味わえます📝
Twitter( @pubboki )もぜひ🍀
(勝手に宣伝して怒られないかな。どきどき…)
◆求人に記載の資格
求人に記載の応募条件は、必須/任意に分かれています。必須条件に自動車免許など具体的な資格名が記載している場合には、無資格での書類選考は難しいです。一方、任意条件の場合には該当しなくても問題ないですが、必須/任意どちらにも当てはまっている場合には企業にとって希少価値が高く、採用される確率は高まります。
資格は転職に有利かと聞かれると"求人による"が回答かな。例えば「応募条件」に資格(歓迎条件含む)が記載されているなら当然有利に作用する。それ以外になると「資格よりも素養が大事」なので効果は半々くらい。例え職種に関係ない資格でも"勤勉さ"の象徴になるから持っていて損はないくらいかと🦁
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年9月27日
【求人票の応募資格】
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年10月18日
応募資格/任意は「こういうスキルありの人を採用したいけど高望みしたらいつまでも採用できないよね」の表れ。そのため任意条件が当てはまればアピールする価値ありです。ちなみに必須を満たさず任意のみ満たしている場合の採用確率は半々くらいかな🐹
◆資格取得のコツ
ポピュラーな資格であれば資格対策用のアプリが出ています。隙間時間に勉強できて結構便利です。まとまった時間が取れたときには静かめなカフェや図書館に行くことが多いです。受験日が近づいて来たら過去問×3回分と、予想問題(資格発行元のHPによく掲載されています)を解いたら対策としては上出来かなと思います。
あたしも定期的に資格の勉強しています。自宅だと誘惑が多いのでスタバのような静かめのカフェで時間を決めてやったり、資格勉強用のアプリを買って通勤時間を活用したりかな。一緒に資格取得頑張りましょうね🍒 #peing #質問箱 https://t.co/vOnsC6YGnC
— 転職まりー (@SIMONtoNAME) 2018年10月24日
◆最後に…
SNSで稀に「PCが全く使えないけど事務職できますか?」や「PCスキルがネットサーフィンくらいしかないけど事務職でアピールできますか?」と質問をいただくことがあります。うーん…PC操作ができる人が多数いる中で、あえてPC操作の基礎から教える(=研修に時間がかかる)人が選ばれることはほぼないかなと思います。資格を取得していなくても良いですが「業務で必要になることが分かっていること」や「この職種じゃなくても必要なスキル」(=基本的なPCスキルやビジネスマナー)は、中途入社で正社員を目指すのであれば必要な準備かなと思います。
自分も学生時代も社会人になってからも定期的に資格取得をしていますが、実務に役立つことが多いです。資格を取る大変さも知っているので、資格取得を目指す全ての人を応援しています(*'ω'*)
★働きながら資格取得を目指すなら★ 『テンプスタッフ 』
”また働きたい派遣会社No.1(*1)”を獲得したテンプスタッフ。派遣スタッフへのサポート体制が人気の秘訣。資格取得支援もあるので働きながらスキルを身に付けたい人にはオススメです。
<オススメポイント>
◎大手企業案件多め
◎通勤時間も考慮した案件紹介
◎TOEICや簿記、MOS等の資格支援あり<概要>
◎対象:学生以外
◎得意分野:バックオフィス系、大手企業
比較的優しいコーディネーターさんが多く「残業0がいい」「家から通勤30分以内がいい」など比較的希望に合った案件を紹介してくれるので、勉強の時間も確保しやすいと思いますよ。
*1)月刊人材ビジネス/第26回派遣スタッフ満足度調査より抜粋